賀川豊彦記念松沢資料館のご案内

施設の概要

公益財団法人賀川事業団雲柱社の運営する賀川豊彦記念松沢資料館へようこそ。
当館は、20世紀を駆け抜けた、世界的にも稀有な人物、賀川豊彦の思想と実践とを後世に伝えるため、賀川豊彦に関する貴重な資料を蒐集、整理保存して一般に公開、調査研究に資することを目的とし、多くの人々や団体からの寄付金により、1982年10月に開館しました。 現在、資料館の主な活動は、常設展示(原資料とパネルによる)、特別展示(不定期)、レファレンス、資料蒐集、出版(「雲の柱」等の刊行)、および団体向けセミナーです。
また、賛助会員を常時募っております。会員向けのサービスとして、機関誌「雲の柱」(年一回)、「資料館ニュース」(年二回)の発送、資料館主催によるイベントの案内などをお知らせします。
また展示見学やレファレンスのフリーパスも提供しています。貴重な資料を維持するためにも、皆さまのご加入を心よりお待ち申し上げております。詳しくは“賛助会について”をご覧ください。

理事長・館長挨拶

資料館へのご来館有難うございます
世界的大偉人賀川豊彦(1888~1960年)は人間が相互に助け合える社会構築を目指し、生涯をその活動にささげた人でした。キリスト信仰を柱に隣人愛の実践と、すべての子供をいつくしみ、農民のために農民組合を、労働者のためには労働組合を、さらに消費者のためには消費組合を作り、共生社会の実現に努力をしました。また障碍者が生きてゆくための生業を考え努力をしました。その社会実現のための方法として現代に引き継がれる各種協同組合組織の基礎を日本で最初に作った方です。現在日本各地に広がっている生活協同組合、農業協同組合、漁業協同組合、林業協同組合、信金・信組あるいは各種共済組合や社会福祉の基礎は賀川の存在なくしてはあり得なかったと言えます。
また国連でのSDGs(持続可能な17の開発目標)さきがけの人であるとも言えます。是非館内の展示物などにより賀川豊彦に対する理解を深めていただけたらありがたいと思います。

公益財団法人賀川事業団雲柱社
理事長・館長  石 部 公 男


We welcome your visit to this museum of Toyohiko Kagawa, one of the greatest men of his time known as the father of cooperatives in Japan.

UNCHUSHA FOUNDATION
KAGAWA ARCHIVES & RESOURCE CENTER
C.E.O./Director  Kimio Ishibe